製造番号のこと。
出荷される製品に付けられる始めから終わりまで一続きの番号。各製品ごとに固有の番号が割り当てられており、メーカー側で所有者を管理する際や商品の偽装を防止する目的で使用されるほか、事件や事故などの問題が発生したときにこの番号が参照される場合もある。
製造番号を付ける目的の一つとして、製品の設計変更がある。製品の致命的な欠陥を修正する設計変更に対応する際に、何番目から何番目までがその対象かを把握するという目的で付与されるのである。
生産者側の品質管理面からの必要性によるものである。例としては「車のリコール」が代表的である。
なお現在はPL法が存在しリコールに対応しなければならないので、ほとんどの製品に製造番号が採番されている。ただし一部の製造品には別の管理方法が存在するので、製造番号が全ての製品に付けられているわけではない。